水戸講演
午前9時半東京駅発のバスで水戸へ。
午後1時半より、「憲法ネットいばらき」主催の
「常岡浩介によるイラク報告」。
参加は百数十人。
「今もイラクの将来を楽観している」といったことに
賛否含め反響が大きかった。
前半でイラクの話をして、後半でそれよりも重大・深刻な話として
スライドを使ってチェチェンの話をした。
チェチェンの話題に反響をいただけてよかった。
ザカエフも、リトビネンコも、爽やかな初夏のロンドンの翠の下で
ナガサキの名を挙げた。
クバイシ師も、サラヤ・ムジャヒディンも、ヒロシマを語った。
私はもう、蹂躙されてきた人たちが口を揃えて語るナガサキの名に
動じなくなってしまった。
憲法や自衛隊派遣の問題について、イラクと日本の間の
利益は共通ではない。
しかし、ナガサキ・ヒロシマを通して、イラクはおろか、
チェチェンも、アフガニスタンも、およそ今この世界で
核の力を背景に蹂躙され続けているすべての人類と日本人は
同じ苦痛を共有している。
それを語った。