歌舞伎町の魔窟

ギャルギャルKちゃんにはお世話になった。
彼女が夜中にこっそり覗く秘密のウェブサイトを教えていただいたのだ。
(参照→ http://www.i-like-movie.com/
ありがとうKちゃん、これは末永く我が人生の糧となることであろう。
そんなKちゃんは、一度でいいから「大人のおもちゃ」の店に
行ってみたいのだそうだ。
よろしい。
その夢、叶えてあげよう。
せめてもの恩返しだよ。

そういうわけで、午後2時過ぎ、Kちゃんと新宿で待ち合わせ。
サムラートでカレーのランチを食べたあと、
(参照→ http://www.samrat.co.jp/japan/shin_j.html
歌舞伎町のテキトーな大人のおもちゃ店へ。
私だって、大人のおもちゃなんて買ったことないし、
学生のときに冷やかしで友人と入って以来だ。
そうだあの時、高円寺のおもちゃ屋のオババは実に冷たかった。
店に入っておっかなびっくりで商品を見ている背中に、
「また来てね」と大声で、いかにも冷やかしの客を
嫌がっているのが分かった。
あれから10年も経ったか。
最新の技術がこういう分野にも反映されて、
いろいろ工夫を凝らしたものがあるのに驚いた。
Kちゃんの方は、あんなに来たがっていたのに、
すっかり緊張して、なんだか腰が引けている。

一方、店のお兄さんがすごく喜んでくれて、
いろいろなお薦めグッズを出してきては説明してくださった。
その上、なんにも買わなかったKちゃんに、
とっておきのエロ本を一冊、プレゼントしてくださった。
実にいい人だ。
これにはKちゃんも大喜びで、大事そうにバッグにしまっていた。

すっかりご機嫌になったKちゃんはカラオケで谷山浩子を熱唱していた。
私は例によって、筋肉少女帯と聖飢魔?Uを吼えたのであった。

午後7時過ぎ、雨が降り出さないうちに早々と帰宅。