国際協力6月号

JICAの機関誌「国際協力」6月号にイラクの記事を2ページ書いています。
(参照→ http://www.jica.go.jp/jicapark/kokusai/
6月1日に発行していたみたいなのですが、お知らせが遅れました。
「国際協力」は一般書店では販売していませんが、全国の図書館、
中学、高校に配布されているそうです。
よろしくお願いいたします。

夕べ遅く、バイクで東長崎の西友へ行ったら、
途中の路上のいたるところで警察の検問が行われていた。
なぜだろうと思ったが、今日になって思い当たった。
6月11日だからだ。
スペインでの列車爆破事件は3月11日に起きた。
2001年のニューヨークの事件は9.11だ。
9.11、3.11となると、次に警戒すべきは6.11ということだろう。
そういうことを書いてる雑誌もあったなあ。

正午過ぎ、代々木上原駅で国際テロ僧・寺澤潤世上人ご一行と待ち合わせ。
5人を東京ジャーミィへ連れて行き、イマーム・ジェミルに紹介する。
チェチェン人のイスラムくん、ワッハくん、キルギス人のサイテクくんは
東京ジャーミィの華麗な内装にたいそう喜んだようだった。
ジャーミィにはパキスタン人ジャーナリストのムハンマド・ズベルさんが
礼拝に見えていた。
(参照→ http://www.asia-vision.org/
礼拝後、ズベルさんとお友だちにカレー屋さんへ連れて行ってもらって、
チェチェンイラクパキスタンと米露の国際問題などについて
話し合った。
寺澤上人のことを私が「テロさわさん」といったら、
日本語の達者なサイテクくんが大笑いしてウケていた。

ロシアの旧KGB勢力が日本でのチェチェン支援運動に異常なまでに
神経質になっている理由は、第一次チェチェン戦争中の
寺澤上人の実績にある。
彼がチェチェン、ロシア双方の兵士の母親たちを組織して
激戦下のグロズヌィに行進を行ったことで、
ロシア側は停戦せざるを得なくなった。
これがのちに、チェチェン側のグロズヌィ総攻撃に繋がり、
第一次チェチェン戦争にロシアが敗北を喫するきっかけとなったのだった。
彼が非暴力主義を貫きながら、非常に「戦闘的」に行動したことで、
KGB勢力はとりわけ日本人のチェチェン関連の行動に警戒心を持って、
日本に対する露骨かつ極端な工作活動を繰り返している。