後輩諸君と逢う

髪を切った。
またまた、おそろしいほど可愛くなってしまった。
でも、ギャルモテにおいて安田不純平には絶対敵いっこないので、
これからは謙虚にいこう。
不純平が純朴そう、誠実そうに見せて、
その実ふてぶてしいわるものなので、
私は一見ヒールだが、ホントは謙虚で引っ込み思案の恥ずかしがり屋さん
というキャラクターを前面に出すのだ。
ひょっとして、そういってる時点でダメなのかもしかして。

午後1時、駅のそばの喫茶店U-HAで母校の早稲田大学人間科学部
学生たちからインタヴューを受ける。
エレファント・ポロというフリーペーパーの取材だそうだ。
大学の地元の店をスポンサーにして、資金的にフリーペーパーとしての
出版活動を成立させているそうだ。
なんと頼もしいことだろう。
私の時代とはわけが違って、人間科学部の学生は優秀らしい。

午後7時に東長崎の美容院Hair Heartsでカットモデルになる。
これは若手美容師の修行の実験台になるということだ。
見習い美容師のギャルに対して、先輩の美容師は
こちらが恐縮してしまうほど厳しく指導している。
見習いちゃん、トイレで泣きたくなることもあるだろうな、と思う。
それに私の知る限り、新人美容師の給料の安さといったら、
どう考えても仕事の厳しさと釣り合っていない。
こうした美容師の世界に比べると、報道記者の、
それもフリーランサーの世界なんて、ものすごーく甘ちょろくて、
無責任が許されて、その上実力や実績がなくても
周囲からちやほやしてもらえて、世間をなめ切っていられる。
というか、職人の世界、会社員の世界を含めて、
世間のほとんどの職業界の中で、報道分野はたぶん、
もっとも甘っちょろく、お粗末な人材で占められている。

美容院を出たあと、せっかく東長崎に来たものだから、
ギャルギャルありーさとギャルギャルえりねこさんと、
そしてギャルソン加藤健二郎氏に連絡を取って、ファミレスでお話した。
東長崎周辺のファミレスのうち、ドリンクバーにココアがある
新青梅街道沿いのガストへ行きたかったのだが、なんということか、
潰れていた。
仕方なく、そのそばのサイゼリヤに集合場所を変更する。
多忙なえりねこさんに久し振りに逢えて、
さらに加藤さんやありーさを紹介できて、嬉しかった。

帰宅は午前2時半。