結びムシケラ

コアマガジン社の原稿を仕上げてからというもの、
締め切りを延ばしてもらった、というか、担当編集者の出張に
付け込んで勝手に締め切りを延ばした
JICA機関誌「国際協力」の原稿に掛かりっきりだ。
掛かりっきりといっても、あと400字程度で完成なのだが、
その400字が難しい。
政府系雑誌「国際協力」でボツにならず、それでいて本当のことを
しっかり書き切るには、どう表現すればいいか?
先日、打ち合わせの時点では、サマワのアーシュラーのことを
細かに書きさえすればよかった。
しかし、今や事態は完全に覆ってしまった。
日本のスタンスのこと、米国の政策のことに触れずに
イラクの問題を指摘するなんて、そんなことができたらむしろ、
おためごかしになる。
例えば、米軍がイラクでしたことは侵略であり、占領なのだが、
これは国際協力では文句をいわれそうだ。
かといって、「解放」「統治」と書けといったって、
そのような事実はないから無理な相談だ。

夕方からやっち相澤恭行くんのPeace Onの報告会へ。
(参照→ http://npopeaceon.org/
会場はギャルだらけだった。
やっち本人がギャルギャルにモテモテだという事情もあるのだが、
もうひとつは、やっちの口からモテモテ安田くんの話が聞ける
ということで、安田くんに騙されてみたいギャルが集まったのだった。
初対面のギャルに「どうしても安田くんを紹介して欲しい」と、
せがまれて困った。
パレスチナで実弾を被弾したギャルギャル清末愛砂さんも見えていた。
(参照→ http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=61383&cmd=show&num=2002042651019768617&log=2006450441&word=清末愛砂)
愛砂さんに逢ったのは2年ぶりだ。

帰宅は午前1時過ぎ。

帰国当初、慣れないテレビ出演でたどたどしかった安田くんが、
今日は記者会見でいいたいことをいってたみたいで、
こちらもこうなったらいじりたい放題で頼もしいのう。

今日は明朝のスーパーモーニングと6月20日長崎市での講演の仕事に
安田くんを売り飛ばした。
安田くんは仕事が入りまくって嬉しい悲鳴状態みたい。
官房長官福田は「ああいう問題を起こしたジャーナリストを
使うメディアはないだろう」と、先に拘束された3人と違って
安田くんを脅しも口止めもせずに放免したみたいだが、
彼には資本主義の恐ろしさが分かっていないと見える。
もちろん、世界唯一の独立系国際諜報団・東長崎機関の恐ろしさも。