大邸宅大会議

大邸宅大会議が催された。
午後9時頃から、鍋の準備が始まった。
先に帰宅したTYちゃんとSMちゃんがほとんどの準備をやって、
そこにYRちゃんと妹分とKEちゃんが帰宅しては合流した。

まずは我らが大邸宅に、不審者の侵入を許すべきでない
ということが確認された。
これはちかんぺーの痴漢事件を踏まえている。
ちかんぺーを大邸宅宴会に招待してしまった私の責任が徹底追及され、
私はただただ、頭を下げ、冷や汗をかいた。
ちかんぺー本人は全く事の重大さを自覚しないまま、
私に見当違いの八つ当たりと嫌がらせを繰り返しているが、
これは彼の品性のなせる業なのでどうしようも救いようもない。
こちらはこちらで、痴漢を若い女性の生活の場に入れてしまった
脇の甘さを厳しく問われ続けている。
しかし確かに、来訪者に関しては招待者が責任を持つべきだ。
そういう意味では、痴漢本人から私が嫌がらせを受けるのも、
痴漢被害者から私が責められるのも、そもそも痴漢を我が身の側に
おいておいた私自身の失策以外のなにものでもない。

それからリビング使用の問題。
時間制限や月当たりの宴会回数制限は設けられなかった。
が、各自が特に深夜のリビング使用に当っては
大きな音を出さないよう配慮することなどが確認された。

主たる議題はこれだけで、他に掃除当番や公共料金の
支払方法などについて、新たな提案と取り決めが行われた。