裏の流れ

丸二日、寝込んでいた。
正午、ザラに電話する。
テレビ局で編集の仕事があるので、午後4時にマクドナルドで待ち合わせる。
ザラとティムールはやってきた。
明日、※※を訪ねることになった。
※※を紹介された。
※※にも電話した。
そのうち会えるだろう。

ずっと前、NHK国際報道担当の友人が教えてくれたことを思い出す。
「ロシアでは、表面に見えている流れとまったく異なった裏の流れが必ず、いつもある」
それからすると、先日の週刊文春の記事から、
私たちは本当は何を警戒すべきなのだろう?
記事が警告していたのはチェチェンゲリラによる東京でのテロ、
それはつまり表に見えている流れだ。
その裏には?
モスクワで、「チェチェンのテロ」とされるアパート爆破が相次いだ事件を
私たちは当然、思い出さねばならない。
つまり、警戒すべきはロシア諜報機関による東京での偽装テロだ。
彼らにとって、「アル・カーイダが日本にテロを予告した」という事実は、
非常に使い勝手のいい状況だ。
もっとも、本当にアル・カーイダが日本にテロを予告したのかどうか、
はなはだ疑問だ。
これ自体、偽装されたものではないか?