巣鴨・池袋

午後6時前、週刊新潮編集部から電話。
毎日新聞記者五味さんについての電話取材だった。
「常岡さんも五味さんも人間の盾だったんですよね」
と女性記者がおっしゃるので、
五味さんは「人間の盾」だったことはないと説明。
勝谷とかいう自称ジャーナリストが取材・確認なしに憶測で
「五味は人間の盾だった」と繰り返しているようだが、真っ赤な虚報だ。
彼のビザは、大川総裁一水会の面々と同じく、
「マルショ」というサダム政権側の組織が受け入れ団体となった
二週間期限の市民活動用のものだった。
五味さんはビザの期限が切れたあと、オーバーステイとなって
ビザなしで違法にイラク国内に滞在していた。
違法といっても、サダム政権に対して違法なだけで、
報道倫理上まったく正当だと思うのだけれど。

午後6時半、巣鴨で新潮社のギャルギャルT編集者と待ち合わせて
モンゴル料理シリンゴルで羊責めデート。
「気分が悪くなるほどつらい取材」の話を聞く。
自分は彼女のようなちゃんと働いている人と比べると、
やはり苦労も努力もせずに、テキトーに生きているなあと反省。
戦場取材をする人たちが、
「こんな大変な仕事をしているのに
 出版社やテレビ局は正当な報酬を払わない」
というのはやはりおかしいと思う。
出版社々員のみなさんは私たちと比べものにならぬほど
普段から大変な仕事をしている。

午後10時半、帰宅しようとしたら妹分から連絡。
「学生時代のモトカレと5年振りで会ったのに
 怖くなってしまってうまく話せなかった。
 私は対人恐怖症かも」
と悩み相談。
バイクで池袋へ移動し、ロッテリアでお茶デート。
聞けばそのモトカレ、暴力男だったという。
当時の話、聞けば聞くほどひどい話。
怖くなるのは当たり前だ。
仲直りする必要なし。
うまく話せなくても対人恐怖症には当たらない、と勝手に宣告。