イスタンブル

好き放題やりすぎて、ついにイラクからつまみ出されちゃいました。
先程、イスタンブルに出てまいりました。

24日以降、HPの更新が出来なかったので、ご心配をおかけしたかもしれません。
あの後、インターネットのサーバがダウンし、続いて電話がダウンしました。
復旧するかと思っていたら、コミュニケーションセンターが空爆
破壊されたのだそうで、
もう当分イラクで普通の電話が通じる事はないだろうとのことでした。
テレビ東京毎日放送で続けさせてもらっていた電話リポートもできなくなり、
原稿依頼を頂いていた雑誌社との連絡も取れなくなりました。
やはり、衛星電話は欲しかったなあ。

一旦帰国して、また潜り込もうと思います。
イラクへ行くことになった時、実はあんまり気が進みませんでした。
退屈なルーティンワークをこなすような気持ちでした。
しかし、実際に行ってみると、行って本当に良かったと思います。
いろいろなことを、私は知らないままになるところだった。
開戦後はなんのといっても大変だろうと、
たくさんの方から心配していただいたのだけれど、
実際には相も変わらず性懲りもなく、面白おかしく遊んで暮らしていたので、
心配していただくのが申し訳ないばかりでした。
イラクの人たちがとんでもない受難の中にあって、
他のジャーナリストの皆さんが現場の緊迫感や仕事の大変さを
伝えていらっしゃる名かで、私の方はぜんぜん苦労らしい苦労をしていないので、
誉められると後ろめたい気持ちになります。
でも、心配されるの好きですけど。