プレイボーイに反論する!(その2)

国民の生命よりも石っころを大事にする大使館の価値判断に
私は戦慄をおぼえ、加藤健二郎さんに紹介されたN氏に情報を提供したのだが、
S氏は自分では取材せずにN氏からの又聞きで記事を書いたそうだ。
記事は私が提供した情報のうち、人の命に関わる問題に一切触れず、
私がケガをして血を流していたという、人命にも大使館業務にも直接関係ないが、
センセーショナルなイメージを作りやすい事実だけを書いている。
外務省が亡命者だけでなく、邦人の命にさえ無感覚であるという
告発記事を書きたかったらしいのだが、
書いている記者が誰よりも人命の問題に無感覚だったという
週刊誌的なオチが付いた。
だいたい文章のこの下手さはなんだ?
実をいうと、同じ号の週プレでは、206ページでも中国での北朝鮮亡命者問題の
大川興業前総裁の記事を掲載しているが、こちらの方が圧倒的に優れている。
どうして、こんな取材の形跡もない中身スカスカのクズ記事が
トップ項目になっているのか?
完全に、他誌の同じテーマに記事に劣っている。
S氏は15年間も週プレの編集者を勤め、
フリーになってからはジャーナリスト講座で講師をしたりもしているそうだが、
本人の弁によると、これまでずっと、そういう仕事をしてきたそうだ。
お粗末だなあ。
哀れなものだなあ。
これだから、私はいつも自分以外のジャーナリストを信用しないのだ。
私が電話口でざっとこんなことを言うと、S氏は謝罪された。
まあ、ここまでは実は抗議するほどの問題ではないよね。

ところで今さらだが、実は、もっと重大なミスがある。
記事に添えて、イラストが載っているのだが、これは問題だ。
問題も問題、大問題、言語道断だ。
こんな似ても似つかない似顔絵が全国に公表されることは断固認められない。
私はもっとハンサムである。
週刊プレイボーイに厳しく抗議する!(ワナワナ)