朝日新聞を辞めなさい

赤報隊」による朝日新聞阪神支局襲撃事件が時効となった。
私は「赤報隊」を支持などしない。
しかし、朝日新聞社にはもはや事件を非難する資格などないと断言する。
米国によるアフガニスタンでの無差別殺戮を容認しておいて、
自分たちの身に降りかかった暴力だけを非難するなんて、
ダブルスタンダード以外の何ものでもない。

朝日新聞の記者の皆さんがもし、真剣に「赤報隊」事件を
許せないと感じているのなら、そしてテロの根絶のためにジャーナリストとして
何かしなければならないと少しでも感じているのなら、今すぐに退職しなさい。
今、あなた方は会社を通じてテロに荷担している。
あなた方が毎日毎日命を磨り減らしてしている仕事で、
日本社会はアフガニスタン侵略戦争を容認する世論を作り上げた。
それは米国が今進めている戦争政策を力強く支えている。
あなた方にできる方法で、なにものにも従属しない自由な人間として、
卑劣な暴力に抵抗の意志を示してください。
責任はまさに、あなた方にある。

当時私は17歳だったが、今もはっきりと覚えている。
犠牲となった小尻記者の社葬の日、朝刊紙面の四コママンガで、
フジ三太郎さんが参列して、涙を流していた。