あいささんとデート

あいささんとデートしたのだ。
清末愛砂さんは練馬区の女性センターでパレスチナ報告会を開き、
ベツレヘムでの非暴力抗議行動と、
それをも銃火で制圧しようとしたイスラエル軍の姿について語った。
足には鉛の破片が二つ、入ったままだ。
「それでも、非暴力は間違ってない」
パレスチナ問題に対するスタンスで私と愛砂さんは全然違う。
私はパレスチナ自治政府アラファトもまったく支持しない。
しかし、非暴力なら非暴力で徹底して抵抗するという、
どこまでも貫く姿勢にはひたすら頭が下がる。
日本から一歩も出ずに、口だけでがあがあ騒いでいる
「知識人」とはまったく違う。

愛砂さんの被弾負傷に関して、メディアは軒並み好意的であった。
私が見る限り、彼女を罵っているメディア人は一人きりだ。

4月19日(金)の記述参照(↓)
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

ベツレヘム近郊で負傷した愛砂さんのことを、
「ラマラで負傷」と書いているのはともかく、
この人は「日本をダメにしたのはババァジャーナリズムの責任」
などといってたような気がする。
ババァジャーナリズムなんてものがあるとしたら、
それはこの人みたいなのをいうんじゃないかしら。
勉強しない。
現場も見ない。
責任感もない。
テレビの画面を見て、思いついたことをいうのが仕事だ。
湾岸戦争当時、この人はテルアビブでイラクスカッドミサイル攻撃を取材。
「弾丸をくぐりすぎて、最近は悟りの境地だ」と私に語ってくれたこともある。
この人もまた、「ジャーナリスト」を名乗っている。
こういうときは、ふにゃらふにゃふにゃ、ムスターファと唱えて、
寝るしかないのだ。
ぐうぐう。