映画の勝ち？

小説バトルロワイアル、読了。
ごくごく単純に、映画の方が良かった。
なんと著者は、「中学生が互いに殺し合う」という
この作品の最も重要なはずのテーマを全く意識せぬまま、
単純なアクション冒険小説として描いているらしい。
だから、中学生のはずの登場人物が中国拳法で格闘を始めたり、
カーチェイスまでやってしまう。
そのため、中学生だから漢字が書けず、
「余裕」という字をを平仮名書きにしたりしたなどという記述が、
妙に唐突で不思議に思えたりする。
読んでいる途中でせきざわへ行った際に、
週刊少年ジャンプを読んだ。
「ジョジョの奇妙な冒険―ストーンオーシャン」の連載を見て、
「そっくりじゃん」と思ってしまった。