陵辱床爪荘

◆陵辱

午前2時過ぎ、床爪荘にパンツ一枚でいたところに
ふじゅんことまま(びらど)が雪崩れ込んできた。
私を押さえつけて、爪にパープルのマニキュアを
塗った上、女性用下着を頭に乗せられた。
一張羅のズボンにはシャンパンを掛けられた。

◆アムハラ語

新宿の紀伊国屋と東京駅前の
八重洲ブックセンターへ行って
アムハラ語のテキストを捜したけれど、
全て絶版になっているとのことで
見つからなかった。
昔、辞書などが出版されていたことも
あったそうだ。

ウガンダ

「女たちのインティファーダ」の著者古居みずえさんが
ウガンダの反政府ゲリラによる
少年少女の誘拐と兵士としての強制使役について
取材を続けている。
古居さんは、16歳で誘拐され兵士にさせられた上、
司令官の情婦にされ、挙げ句の果てに
AIDSを感染された少女兵士を追いかけ、
何ヶ月も取材を続けていた。
先日帰国してすぐ、
少女の容態が悪くなったという報せを受けて、
ウガンダへ舞い戻った。
瀕死の彼女を取材して町へ戻る途中、
乗っていたジープが横転して、
VTRカメラは大破、古居さんは頭を負傷して、
一時意識を失った。
翌日、少女はAIDSで死亡した。
古居さんは死に目も、葬儀も取材できなかった。
ううっ、頑張って欲しい。古居さん・・・

◆シェルコ・エリトリア通信

エティオピア兵525人を殺害――エリトリア発表

1日、エリトリアは今週になって
エティオピア軍の国境地帯攻撃に対し、
525人を殺害、1850人を負傷させ
撃退したと発表した。
「エテイオピアは大損害を被り、
攻撃規模の縮小を余儀なくされた」と
イェルマネ ゲブレメスケル大統領補佐官
語った。
「エティオピア軍は完全に裏をかかれ、
勢力を削がれた。もはや攻撃能力はない」
彼は1日に新たな戦闘がなかったことを
付け加えながらいった。
今回の戦闘は6月10日にメレブ川の前線の
国境線をめぐって両国が争っている
バドメ近くで始まった。
それ以来、双方がそれぞれ敵を2000人も
死傷させたと発表しあってきたが、
事実上敵の被害を正確に知ることは不可能で、
いずれの勢力も自らの被害については
口を噤んでいる。
バドメは去年5月に国境紛争が始まって以来の
争点で、エリトリア軍が開戦直後に占領していたが、
今年2月、エティオピア軍が奪回していた。