ガザの銃声

宿のおやじトゥトゥが「ガザでも日本人が撃たれた」というので、
ガザに居るはずの古居みずえさんの身の上を心配していたら、
ようやく今朝、本人から電話があった。
古居さんは古居さんで、地元紙で
「ラマッラで日本人ジャーナリスト負傷」の記事を読んで、
私のことかもしれぬと心配して下さったらしい。
古居さんはイスラエル軍による幹線道路封鎖のため、
ガザ市から3日間出られなかった。
ようやく中部の都市まで出たが、まだ南部にはたどり着けない。
電話の向こうからひっきりなしに激しい銃声が聞こえていた。

E-mailで連絡を取っていた日本の雑誌社から
原稿依頼を受けたので、帰国が延びそうだ。
今日は使う写真の現像のため、歩き回っていた。
今夜、エルサレムでは皆既月蝕だ。