再び岡山へ

島原の実家から再び、高速バスと夜行バスを乗り継いで、岡山県に来ています。
ナイジェリア人研修生の通訳の続きです。ナイジェリア人たちはふるさとでは
ヤムイモやキャッサバや塩と唐辛子だけで味付けしたゲル状の料理ばかり
食べていますから、日本の食べ物はどれもこれも奇妙な味に思えるみたいで、
ナイジェリアに滞在していた頃のこちらの大変さが少しは分かってくれたかと
思います。まあ、しかし、彼らはぼくと違って、腐ったものを食べさせられ
たりはしてないんだから、贅沢いうなよなー。
ナイジェリア人の味のセンスは、西アフリカの周辺国に比べても圧倒的に
ひどく、ぼくは間違いなくまずさ世界一だと確信していますが、住んでいる
彼ら自身には全くそんな自覚がありません。
完全に腐ったものが出てきて、こちらは吐き気を抑えられないわ、一口しか
飲み込んでいないのにトイレ往復する羽目になるは、大変な思いをしたもの
ですが、彼らの方は「腐ってなんかいないよ」といってモリモリ食べるばかり
か、お腹を壊しもせず平気な顔をしています。肉体が違うのでしょう。
日本側のスタッフがとってもいい人たちばかりだからか、二人はとっても
楽しそうにボーリング技術を学んでいます。