戦場ジャーナリストへの道―漢・桜木くんのカシミール

桜木武史くんがついに本を出した!
粛々と、カシミールの取材を続けて6年。あげく、戦闘現場の取材中に顔面を
撃ち抜かれ、下顎を失いました。それでも、取材をやめませんでした。
カシミールのルポの本としては日本初だと思います。

戦場ジャーナリストへの道―カシミールで見た「戦闘」と「報道」の真実」
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93%E2%80%95%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%88%A6%E9%97%98%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E6%A1%9C%E6%9C%A8-%E6%AD%A6%E5%8F%B2/dp/4779113636
桜木くんのサイトはこちら。
http://www.takeshi-sakuragi.com/
グルジア・ロシア全面戦争という緊急事態に、“日本の大御所”
フリーランスの皆さんは現場に殺到しているに違いないと思ったら、
少なくとも、ぼくの知っている「イラク組」のみなさんはだれ一人動いて
いませんでした。安田純平くんがブログで「戦場へ行く人はみんな名声が
欲しい」と、書いているのを見て、後ろ向きなぼくとしては、その前向きさ、
アグレッシヴさに感心したものですが、イラクで仕事すれば名声に繋がる
が、グルジアみたいなマイナーなところの話題では名声にならないという
ことなのかな?
ぼくとしては、「自分はなぜ危険なイラクに行くのであるか」をおおぜいを
前に蕩々と語る仕事より、だれにも顧みられてなくてもバイトの合間に
世界に見捨てられたカシミールに通い続ける仕事の方が男前でカッコイイ
ような気がする。

あ、ついででいいんで、ぼくの本もよろしくお願いいたします。
「ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048671863/