PLAYBOY日本版よ永遠に

PLAYBOY日本版集英社インターナショナル)が来年1月で休刊するそうです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080801k0000e040021000c.html
この、別名「月刊PLAYBOY」は日本で一番健全で質の高いメディアだと思って
いたので、非常に残念です。リトビネンコを日本で最初に取り上げてくれた
のもこの雑誌でした。イラク戦争が迫る中、「アメリカに反論する」として、
チェチェンアフガニスタンパレスチナのルポを掲載してくれたのも
この雑誌でした。同時掲載はノーム・チョムスキー辺見庸の対談でした。
なにがいいといって、田中伊織・編集長以下のスタッフの志が高かったの
です。

ネットにアクセスできずにいる間に報道されていた、別の雑誌の休刊のことも
今、同時に知りました。朝日新聞社の「論座」です。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20080715dde041040078000c.html
ぼくは朝日新聞本体については、まるで存在価値がないのではないかと
思っているんですけど、伊藤千尋・編集長の存在故に、論座については
がんばって欲しいと思っていました。ぼくがイングーシでFSBに拘束された
ときの体験を掲載してくれたのもこの雑誌でした。

もう、書店に行っても読むべき雑誌がないよ。