ビンボーチェチェンをバーブ教が狙うのだ

フジテレビがノンフィックスという番組でチェチェンのドキュメンタリーを
やっていた。
いやはや、ひどいものだった。
なんと、チェチェン人が「テロ」を続けているのは、彼らがビンボーだから
だそうだ。
だったら、もっとビンボーなこのおれさまは、チェチェン人の100倍ぐらい
頻繁にテロってなきゃならないではないか。
あるいは、チェチェンの「テロ」を根絶するには、彼らにお金を
あげれば済むという話ではないか。実に簡単だ。

なんと、チェチェンのビンボー人のみなさんは、「バーブ教」という
謎の新興宗教に洗脳され、テロリストに育成されてゆくというのだ。
バーブ教…あわわわわ。
イスラムワッハーブ派のことじゃないよな〜まさかね。

実は、某国の革命家と一緒にこの番組を見る羽目になったのだが、
番組内容を英語に翻訳して聞かせるそばから、彼が爆笑しているので、
とっても恥ずかしかったぞ。

番組の終わりに、「協力・ロシア連邦保安局」と、堂々たる
スーパーインポーズが出た。
くくく。FSBなんてこんなもんだ。もう、わかってきたけど。

同じフジサンケイグループ産経新聞・内藤記者はこれどう思ってるんだろ?
日本のチェチェン自称支援NGOもひどいし、朝日新聞共同通信
モスクワ支局もすごいけど、ここまですごいのは初めて見た。