お〜れは〜デビルマン

今日発売の光文社FLASHに記事の一部と写真を提供しているのはいいのだが、
ヤヴァイかもしれない。
イラク人質事件に7ページも割いたFLASHだが、入稿の関係で、
「24時間以内に無条件解放」のニュースに世間が沸いていた
タイミングで締め切りを迎えた。
一か八か、FLASHは「解放おめでとう」路線の7ページにしてしまった…

あわわ…完全に外してるよ!

さて、実は某地方局の取材の通訳として、今月下旬から
シリアへゆくという話があったのだが、昼過ぎに連絡が入って、
取材そのものがキャンセルになったとのことだった。
人質事件の影響だ。

ところで昨日、米軍当局は事件の平和解決を妨害していると
書いたばっかりだが、我らが小泉くんもやっぱりこれに同調している。
今回の事件で、誘拐グループがメディアの報道を細かくチェック
していることが明らかだというのに、
ニヤケ顔で米副大統領チェイニーと会談し、その中で、
「米国のイラクに対する大義と善意を信じている」(毎日新聞
と米国が現在ファルージャなどで続けている市民大量殺戮に
一言の注文も憂慮もないどころか全面万歳賛成。
会談のもようはアルジャジーラで中東にも放送された。

小泉くんも3人の生還をなんとしてでも阻止したいらしい。
私としては、高遠さんたちは当然、
自己責任を覚悟で行ったことだろうから、
首ちょんぱされて頓死したところで同情することもないと
思っていたのだが、こう米国と日本が露骨に3人の頓死を
願っているさまを見せ付けられると、
東長崎期間的な悪の心が刺激されて、なんとしてもこれは元気で帰ってきて
彼らをせせら笑って欲しいものだという気がしてくる。

むむ?
小泉くんの対米迎合姿勢は3人だけでなく、
サマワ自衛隊にもいい影響を与えないはずだが、
ひょっとして我らが総理大臣は本当になんにも分かっていないのだろうか?
何のために米軍と差をつけた緑色の迷彩服に日の丸をベタベタつけたのか。
台無しじゃん。