高遠さんが人質に

4月19日発売の新潮45(新潮社)・大川興業大川豊前総裁の連載記事
「日金総裁の金欲生活」は全編常岡の取材詳細紹介になります。
(参照→ http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/
内容は、イラク取材の収支とチェチェン難民支援兼取材の
いきさつについてです。
よろしくお願いいたします。

午前6時前、ゲラが送られてきて、即チェック。

午前9時前、バイクでロシア大使館へ。
ビザを受領。
テロリスト呼ばわりしている私にビザをくれるなんて、
ロシアは太っ腹だなあ。

午後1時、新橋の某社で仕事の打ち合わせ。

午後6時半、中野駅前でギャルギャルありーさと待ち合わせ。
「ガッツソウル中野」で980円食べ放題の焼肉。
ありーさはずいぶん長いこと肉を食べていないと、
欠食児童のようなことを言いながら、もりもり肉を食らう。

そこに、朝日新聞のMSから電話。
イラクでの邦人3人の誘拐事件を知る。
続けて、同じ朝日新聞のA氏から、新潮社T氏からも電話。
この時点では、誘拐された3人の中に私の友人はいないと思われた。

午後9時頃、帰宅してNHKを見て、高遠菜穂子さんが映っているのに
仰天する。
(参照→ http://www.clubwee.com/
彼女は去年4月以来の友だちだ。
携帯には報道各社からの電話が続けさまにかかって、
一人と話している間にも、キャッチホンがひっきりなしに
呼び出し音を鳴らしている。
テレビ東京へ向かうことになった。
ありーさには来て貰っておきながら、家まで送ることもできずに別れた。

バイクで走っている間にも、携帯は鳴り続き、
テレ東に到着する頃には電池切れになってしまった。
留守電もいっぱいになって、これ以上録音できなくなっている。

午後11時からのテレビ東京・ワールド・ビジネス・サテライトに生出演。
高遠さんについて話す。

共同通信・原田浩司カメラマンの予言が的中した。
サマワに日本の大手メディアが詰め掛けて、
陸自にぶら下がりを続けていた頃、
彼は日本人ジャーナリストへの攻撃、誘拐事件が
間違いなく起きると断言していた。