関心の対象

この、「The Chicken Reports」は、イラクアフガニスタン
チェチェンなどの話題を扱っているため、
そうした問題に関係のある大事件が起こると、ヒット数が上がる。
ところで、昨日一日のこの日記のヒット数は、
先日マドリッドでの列車爆破事件のあとの半分以下だった。
というか、全く平常通りだった。
昨日からのイラクでのできごとは、マドリッドよりも重要なのだけれど、
一見、米国や日本には関係なく、イラクにだけ関係があるように
見えるのだろうか?
実際には、マドリッドの事件は日本にはあんまり関係がなく、
イラクでのできごとはイラクだけでなく、米国全体にも、
日本の今後百年にも、自衛隊にも大きく影響してくる。
いずれにしても、みんな、イラクイラクと大騒ぎしてはいても、
イラクそのものに関心がある人なんてそんなにいないのだろう。

だから、発信者としての私たちは、
「大事なことをやってるんだから関心を持ってもらって当然」だとか、
「理解されて当たり前」などと、自己満足に陥るべきではない。
面白くないものは、大事だろうが重要だろうが、面白くない以上、
価値がないのだ。
関心はこちらから取りに行けねばならない。

つまり、なにが言いたいかというと、この日記のヒット数が
落ち込んでいるということは、この日記のギャルギャル度が
下がりっぱなしで問題だということだ。
実際、去年6月から7月、前川麻子氏と(悲惨な)公開恋愛を
続けていたときは、この日記のヒット数は今の3倍あった。
ということは、私がギャルギャル生活をオロソカにしているから
いけないのだ。
もっと積極的に、ギャルギャルにうはうはして、
皆さんに喜んでいただかなければならない。

正午頃、家を出て、池袋でギャルギャルUMと待ち合わせ。
某所で謀議ののち、スペイン料理店でパエリヤランチ。
それから書店へ寄って、DAYS JAPAN創刊号とバグダッド・ブルーをチェック。
いずれも期待が大きかったこともあって、少々残念な内容。
ビックカメラで名刺用紙を買って帰る。
帰宅後、ギャルギャルSMちゃんのプリンタを借りて、名刺を制作、印刷。
イラクで名刺を配りつくして以来、自己紹介すらまともにできず、
閉口していたが、これでどこへでも行けるようになった。

夕方、週刊現代のF編集者より電話。
イラクの状況についてお話する。
深夜、帰国したばかりのヤッチこと相澤恭行くんと電話で話をする。