ギャルギャルR暴走(その2)

やがて近所の朋友ギャルギャルOKも到着し、鍋宴会が始まった。
20日に入居したS2Mにとっては、ほぼ初めての入居者総顔合わせだ。
YRはS2Mを標的と選んだらしく、食らいつくようにして
なにやら語っていたが、やがて酔いが回ってくると、
言葉遣いがべらんめい調になり、だれかれにとなく
「お前はだからバカだっつてんだよ!」と絡み、
「あー、オナラした!」と正確に報告し、
突如自分のノートパソコンを立ち上げて、
「彼女の魅力はそのオマタにある」と、
インリン・オブ・ジョイトイのウェブサイトの批評を始めた。
(参照→ http://www.mostsexy.net/
挙句ここには書けないワイセツな単語を大声で叫び始めた。
遂に、YRはその場にいる私たちだけでは相手に不足と見たらしい。
カトギャルのジャーナリスト山口花能氏と
(参照→ http://www10.ocn.ne.jp/~kanoh/
最近結婚した与柴犬・野中あき子夫妻に携帯から電話を掛けて、
(参照→ http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/8128/
「バカ、あんなくだらねえウェブサイト閉鎖しちまえ」と、
長々と管を巻くのだった。
咳をしただけでアバラが折れるようなひ弱な私は
怖くなって離れたところでふるえていた。
タフなSMちゃんは大笑いしていたが、来たばっかりの
S2Mちゃんは大丈夫だろうか?

親愛なる大川興業江頭2:50氏は「笑っていいとも」に
週に1回しか出てこない。
「毎日見たくないよね」という局側の配慮だという。
私はYRが我が邸宅に入居していながら、たまにしか来ない現状に
全能なるアッラーの特別暖かい配慮を感じている。

やがてTYちゃん、S2Mちゃんは二階の自室に引き揚げてしまい、
私も自室に退避した。
階下ではおそろしい嬌声が響き続けていた。
ずいぶん時間が経って、足音をひそめて
トイレを使いに降りていったところ、野獣YRとSMちゃん、
OKちゃんはコタツで死屍累々の様相で、眠りこけていた。