ギャルギャルイスタンブル

イスタンブル滞在三日目にしてようやく
ギャルギャルエリフと再会できた。
一緒に美味しい朝ごはんをいただく。

最近エリフはロッククライミングを始め、
明日はそのエギジビションだそうだ。
バクーへ行くのはやめにして、エリフの岩登りを観に行こうかなあ。
正月にはブルサへ登山とキャンプに行くそうだ。
「一緒に行こうよ」
といわれた。
ああ、もう取材なんかいやになった。
1月の佐世保市での講演の仕事もキャンセル!
みなさんどうか私のことは忘れてください。

最近ジャーナリスト志望を決意したエリフの偉いところは、
大学生にしてすでに雑誌に記事と写真を提供しているところだ。
先月、エリフは一人でシリアとヨルダンを旅行した。
トルコでは外国人ならいざ知らず、現地人の若い女性が
バックパックを担いで一人で中東世界を旅行するなんて
まず見かけないし、驚かれる。
しかし、エリフはこれまでもしばしば、一人で
トルコ東部山岳地帯を歩いたり、日本を訪ねたりした。
今回はシリア・ヨルダンの紀行記事だそうだ。

本当は、紀行記事ではなくて、ハードなネタをやりたい。
シリアで、イラクへ向かう日本人を何人も見かけたそうだ。
「私も行きたい。連れてって」
ああ、もうチェチェンはどうでもよくなった。
イラクにギャルギャル旅行に行こうかなあ。