「公開恋愛」の落とし穴?

ここは公開恋愛の場ということになっているから、
私はここに彼女のことを書く。
すると彼女は私に「あたしのことを理解していない」という。
(6月20日の前川氏の日記参照↓)
http://hpcgi1.nifty.com/enfanthp/asakonikki/tackynote2.cgi?action=view&year=2003&month=06&no=1197#1
でも、今よりもっとわけが分からなかった頃、
彼女について書かないでいたら、「ツネさんの今日の日記に不満だ」
と苦情が来たものだ。(同16日の前川氏の日記参照↓)
http://hpcgi1.nifty.com/enfanthp/asakonikki/tackynote2.cgi?action=view&year=2003&month=06&no=1193#1
私が前川氏のことを理解していないのは当たり前だ。
3回しか会っていないのだもの。
ただでさえ常人に量りがたい芸術家・作家の人格の内奥に
そう簡単にアプローチできるようになっていては直木賞は取れまいて。
つまるところ、「公開恋愛」という方法自体に
無理があるんじゃないかなあ。
私にとっては「情報公開」の一環としての「公開」だったわけだが、
恋愛というものが互いの勘違いのし合いで成立するものだけに、
(と、私は思っているんだけど)
「公開」されてしまうと互いの勘違いが分かり易過ぎて、
成立し難くなってしまうのかも。
ぜんたい、かつて自分の恋人と口ゲンカひとつしたことのなかった私が、
なんで前川氏とメールで論争ばかりしているのか。
2ちゃんねるじゃあるまいし。
直接会って話をすればなんでもないことが、
メールでやり取りすると激しい言い争いになることがある。
そういう病的なネットの落とし穴に嵌りつつあるような気がする。

前川麻子氏のウェブサイトはこちら↓)
http://home.att.ne.jp/banana/enfant/