殺意の「アザーズ」

恐怖映画「アザーズ」を観た。
恐ろしいだけでなく、戦争の悲惨さや、家庭内暴力
運命に翻弄されてゆく人間の悲しさ、など、いろんなディープな問題を
突きつけられそうになって、クライマックスを迎え、
一瞬にしてそれらの思いが、主演のニコル・キッドマンとスタッフ全員への
殺意に変わる。
タイムキーパーから小道具さんまで全員殺したくなる。
いや、面白くなかったわけではない。
面白かったから、殺したい。
クライマックスまで展開を読めなかった、まんまと騙され、
まんまと面白がらされてしまった悔しさで、映画館に放火したくなるのであった。
面白かったのに、翌日にはスタッフへの殺意しか残っていない。
一緒にいったSYが「途中で先が読めちゃったね」といったので、
SYにも殺意が・・・