しょぼいぜ

深く深く傷ついた我が乙女心のリハビリはまるきり終わらないのだが、
なぜか突然日記を再開!
二週間ぶりである。
夕方、例によって部屋でぐうたら寝ていたら、ドアをノックするものがある。
「豊島署のものですが」
豊島署なんぞという警察署はない。
ここは目白署の管区である。
かような愚かな攻撃をかけてくるのは、我がペット与柴犬の他にない。
と、確信に満たされてドアを開けたら、
そこに立っていたのはままらど村上和巳であった。
後ろにはスラブ美女研究所々長にして国際報道テレビディレクターの
Mr.Kievまで控えていた。(いずれも東長崎機関員)
目白通りのファミレスCASAへ引き立てられる。
例によってそこへ加藤健二郎総裁も現れ、三人がかりで私は追求された。
結論。
常岡の人生はしょぼい。
常岡はうんぺー西牟田靖の「世界殴られ紀行」に対抗して、
「戦場しょんぼり紀行」を執筆すべきである。
内容はチェチェン村で7ヶ月間、毎日丸太ん棒に座って
しょんぼりしていた話と、東長崎に帰ってしょぼくれていた話と、
グレート写真家今岡昌子大先生に破門されてしょぼくれたしょぼい話だ。
これからは戦争なんてはやらない。
いつまでも戦争なんてやってるのは、
しょぼい国家のしょぼい連中だけだ。
常岡はしょぼい人生なので、
そういうしょぼい国でしょぼい戦争を取材するのが
似合っているのである。

むべなるかな。

最近、私のホームページには出版社の編集の方も
訪問してくださっているようである。
こういう本、作ってみませんか?
誰が作るかってえの、
そんなしょぼい本。