一眼レフ購入

今岡さんにCanonのEOS-1Nとフラッシュを売っていただいた。
ジャーナリストとして7年、そのうちフリーランスとして2年働いて、
初めて一眼レフを手に入れた。
さらに、店を紹介していただき、
TOKINAの19-35mm広角ズームレンズとフィルターを中古で買った。
あわせて凡そ11万円也。
12万円で買ったポケットカメラCONTAX TVS2よりも安い。
なんとか元を取りたいものだ。
できれば、アエロフロートの航空券61000円の元も取りたいものだ。
現地滞在費の元も取りたいものだ。
パレスティナ取材出発まであと3日。

<b>購入せねば、手に入れねば、実行せねばと心に決めていたもの</b>

<b>1)</b>大型バイク
<b>2)</b>大型バイクの免許(合宿で)
<b>3)</b>一眼レフ
<b>4)</b>まともなパソコン
<b>5)</b>メッカ巡礼

金がない時に限って必要なものが多いという事態に
困惑していたが、
これで、一眼レフを安く手に入れることに成功。
SUZUKIジェベル250を借りてきたので、
大型バイクとその免許についても
当面必要なくなり、かなり先送りできたことになる。
あとは、ディスプレイ、CD-ROMドライブ破損、容量不足の
このパソコンをどこまで延命させるかと
メッカ巡礼の実現だ。

日本という場所で、
異世界」の戦場を誰に伝えるべきか、
誰になら伝えられるのか。

筋肉少女帯大槻ケンヂ氏が放つメッセージが
すごく好きだった。
生きることの不安と孤独に耐えられない日本の子供たちと
塹壕の轟音に脅えるチェチェンアフガニスタンの若者たちは
触れ合えるのか、分かり合えないのか。
抱える苦しみに共通点がないとは
私には信じられない。
少なくとも、どちらも同様に
死を極端に近くに感じている。
時には死は優しいものだと感じていたりもする。

バトル・ロワイアルという映画が明日から封切られるそうだ。
「暴力表現が問題」と映倫に15禁にされてしまったいわくつきの作品だ。
無人島に監禁された中学生が殺し合うというストーリー。
脚本をエヴァンゲリオン庵野監督に依頼したかったが、
スケデュールの都合がつかず、変更されたとか。
見てみたいなあ。
孤独に耐えられない魂と
戦場が結びつくヒントがあるような気がする。
帰国したあとでも、まだやっているかなあ。